Webの既定ポートを勝手に8530に変えるな!
クライアントが全滅したじゃないか。
ということで、Windows Server 2012のWSUSは既定でTCP 8530/8531を使うから、クライアントのグループポリシーやレジストリを全部変えないといけないよ。
Windows Server 2008 R2からのインプレースアップグレードで、次の2つがインストールされていると、アップグレードできない。
アップグレードしたければ、いったんアンインストールするしかない。
WSUSの設定が消えるから、これはとってもイヤな仕様。
- Microsoft Security Essentials
- Windows Server Update Services
あと、古いGoogleツールバーもアップグレード前にアンインストールしておくこと。
そのままアップグレードすると、ツールバーが出たり消えたりする。
Google Updateサービスも起動できなくて、サーバーマネージャーでずっとエラーが出続ける。
Windows 8やWindows Server 2012でライセンス認証を実行すると、「0x8007232B DNS名がありません」と出るのは、正規のライセンスキーを登録していないから。
ライセンスキーを登録するには、コマンドプロンプトを管理者モードで起動して、次のコマンドを実行する。
>slmgr.vbs /ipk ライセンスキー
必ず管理者モードで実行すること。
何でもIMEをオンにしとくの、やめてくだされ。
試しにThinkPad X60sにWindows 8 Professionalをインストールしてみたら、まったく問題なく動いた。
指紋認証もTPMも問題なし。デバイスマネージャーにエラーなし。
Windows 7で使っていたアプリもドライバも、全部動く。Windows 7との互換性はとても高いようだ。
ところで、Windows 8ではインストール時のディスク使用量が大幅に削減されたっていう話だったんだけど、それを確かめてみた。
Windows 8は初期状態で10GBくらい、Office Professional Plus 2010を入れたら14GBくらいディスクを使ってる。
これまではWindows 7とOffice Professional Plus 2007を入れてたんだけど、消す前のディスク使用量は26GBだった。
ちなみに安物32GB SSD環境で、空きは3GBしかない。
Windows 7やOffice 2007のService Packなんかをインストールする前は、5GBくらい空いてたかな。
なるほど少なくなってる。
「これはVMで特に効果があるんだぜ」って技術文書に書いてあったけど、その通りだ。
実際仮想環境だと.vhdxのサイズが小さくていいぜ。
1. 基本的にRPと変わらない
当然といえば当然だけど、RPとほとんど同じ。
スタートメニューに出てるアプリケーションは全部使えるようになってる。
バージョン番号は6.2 ビルド 9200
2. やっぱりAdobe Flashが最初から入ってる
3. いきなり3つ更新プログラムがある
Microsoft IME 標準拡張辞書のアップデート (KB2724637)
Microsoft IME 標準辞書のアップデート (KB2724637)
Windows Defender の定義の更新 – KB2267602 (定義 1.131.2139.0)
4. 覚えておくべき操作
マウスカーソルを右上に(インストール中に説明がある)
[Win] + C
[Win] + Q
[Win] + F
今さらだけど。
フェールオーバークラスターを作ったら、クラスターアカウントに対してOUの委任を設定すること。
Windows Server 2012はクラスターのノードコンピューターアカウントと同じOUに各種アカウントを作るので、委任しておかないと作成操作が失敗して管理ツールが真っ赤になる。
管理ツールが真っ赤になったら、ベストプラクティスアナライザー(BPA)を実行して、片っ端から不要なアドバイスを隠していくこと。
余計なお世話が多いので、とにかく全部消してしまえ。
仮想マシン飛んだ〜
エラーで飛んだ〜
屋根まで飛んで〜
壊れて消えた〜
クラスター消えた
ADも消えた
技術情報の「Windows Server 2008(R2)にNamazu for Windowsをインストールする」に掲載した情報がかなり古くなっていて、これからNamazuをインストールしようとする方にとって大変難易度が高いものになっているようですので、補足説明をしておきます。
ActivePerlについて
現在リリースされているNamazu for Windows 2.0.21(アーカイブ001)は、動作環境としてActivePerl 5.8.9(32bit x86版)を必要とします。
多くの技術文書で「800番台」と説明されているものです。
ところが、ActivePerl Downloads – Perl Binaries for Windows, Linux and Mac | ActiveStateで現在入手可能な無料版(Community Edition)のActivePerlは5.14.2.1402です。こちらは「1400番台」となります。
このバージョンのActivePerlでは新しすぎて、Namazuが必要とする環境を構築できません。
また、Webで「ActivePerl 5.8 download」など検索して出てくるActivePerl 5.8.8では、一部のppmのインストールが失敗します。
ActivePerl 5.8.9は、かろうじてActivePerl-5.8.9.rar download for free from mediafire.com – BergFiles.netから、「ActivePerl-5.8.9.rar」としてダウンロードできます。内容は32bit x86版のMSIパッケージファイルです。
このActivePerlを使って、perl alltests.plの結果がAll 41 tests passed になることを確認できました。
※けっしてダウンロードを推奨しているのではありません。あくまで自己責任で対応してください。
Xpdfについて
現在Xpdf: Downloadサイトで配布されているxpdfbin-win-3.03.zipを展開すると、<任意のフォルダ>\xpdfbin-win-3.03 フォルダの下にbin32、bin64、doc の3つのサブフォルダが現れます。
Namazuで使用するのはbin32フォルダとdocフォルダの内容だけです。2つのフォルダの内容を、C:\xpdfフォルダにコピーして使います。
検索テストについて
インデックスの作成後、リスト18で
C:\Users\Administrator> namazu テスト
を実行すると、
namazu: C:\namazu\etc\namazu\namazurc: No such file or directory
というエラーメッセージが表示されることがあります。
エラーメッセージの通り、namazurcファイルがC:\namazu\etc\namazu\フォルダにないことが原因ですから、
C:\namazu\etc\namazu\namazurc-sample.win32
ファイルをコピーして、拡張子なしのnamazurcファイルを作ってください。これはmknmzrcファイルを作るのと同じ要領です。