正誤情報
Windows コマンドプロンプト ポケットリファレンス
正誤情報
- P.5 ドラッグアンドドロップによるコマンドプロンプトへのパス入力
- 【誤】Windows Vista以降ではセキュリティ強化のために、ドラッグアンドドロップによるパス入力ができなくなったので
- 【正】Windows Vistaではセキュリティ強化のために、ドラッグアンドドロップによるパス入力ができなくなったので
- コマンドプロンプトへのドラッグ&ドロップによるパス入力は、Windows 7で復活しました。
- P.7 ワイルドカード “?” の動作
- 【誤】? – 任意の1文字
- 【正】? – 任意の0文字または1文字
- コマンドプロンプトでのワイルドカード “?” の扱いは、SQLなどとは異なります。
例えば「Test???.txt」 には、「Test999.txt」だけでなく、「Test.txt」「Test01.txt」もヒットします。
追加情報
- P.9 Windows 7のNTFSサイズ上限
- NTFSファイルシステムがサポート可能なボリュームサイズとファイルサイズについては、公式文書もかなり混乱しています。本書では、NTFSの理論上のボリュームサイズ上限である16EBを採用しました。FAT/FAT32/exFATについても同様です。
- ただし、Windows 7での実用上のボリュームサイズは最大256TB、ファイルサイズは最大16TBとする文献もあります。こちらは次の式で計算できます。将来64KBを越えるクラスタサイズを利用できるように制限が緩和されれば、256TB以上のボリュームも作成できます。
2^32個のクラスタ数 × 64KB クラスタサイズ=256TB
- P.209 クリップボードからのデータ取り出し
- Clip.exeでクリップボードに取り込んだデータは、任意のアプリケーションに対してVBScriptのSendKeysメソッドでCtrl+Vキーを送るなどの方法で取り出すことができます。
- P.328〜 UACマークの不足について
- 本書では、コマンド内のほぼすべてのスイッチについて権限の昇格が必要な場合は、コマンド名の下にのみUACマークを示して、各スイッチの説明ではUACマークを付加しないようにしております。特にネットワークコマンドでは、ほぼすべてと言っても良いくらいの割合で権限の昇格が必要です。そのため、基本的に個々のスイッチとオプションにはUACマークを付加しておりません。
- 例外はNetコマンド(P.341)とScコマンド(P.226)です。どちらもサブコマンドを呼び出すためのエントリのようなコマンドで、利用頻度が高い重要なコマンドですので、サブコマンド一覧にはUACマークを付加しています。
- これらはひとえに、UACマークがあふれて読みにくくなることを避けつつ、1つでも多くのコマンドとスイッチを採り上げ、しかもページ数を抑制するための工夫です。実は、諸般の都合で泣きながら削ったコマンドがあと50個くらいあるのです。
- そのような訳で、ご不便をおかけして申し訳ありませんが、どうぞご了承下さい。